診療案内
Medical
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風邪の時期になると、とても多い耳の病気として急性中炎があります。特にお子さんに多い耳の病気ですが、鼻風邪として治療を行っていてもなかなか治らず、実は中耳炎になっていたということも多くあります。さらに最近では通年性のアレルギー性鼻炎増え、鼻炎が原因で耳の病気を併発することもあります。しっかりと治療しないと慢性中耳炎や滲出性中耳炎を起こし、場合によっては難聴の原因になることもあるので注意が必要です。安易に自己判断せずに、早めに相談し、きちんと治療を続けることが大切です。
花粉症は、季節性アレルギー性疾患の総称で、植物の花粉が体内に侵入する事で発症するアレルギー反応です。スギとヒノキがよく知られていますが、イネやヨモギ、ブタクサなども原因となります。植物毎の特性や地域環境などによって流行する場所や時期にも違いがあります。スギなら1月以降、ヒノキなら3月以降に多く飛散します。一般的にスギ花粉症が有名ですが、ダニやほこりが原因の通年性アレルギーも多く見受けられます。似たような症状に血管運動性鼻炎があるため、まずは採血検査と鼻汁好酸球検査を行い、アレルギー性鼻炎なのか、アレルギーの原因は何なのかを調べることが重要となります。
喉の奥にあるリンパ組織の集合体を扁桃腺といいます。咽頭扁桃(いんとう)・耳管扁桃(じかん)・口蓋扁桃(こうがい)・舌扁桃(ぜつ)という4つの扁桃からなり、リンパ球の生成やウィルス・細菌などの侵入を防ぐ働きをしています。この扁桃腺が何らかの原因で炎症を起こすと、扁桃腺炎となります。アデノウィルスやライノウィルスなどのウィルス感染が原因で発症する事が多いのですが、溶連菌やブドウ球菌などの細菌感染による場合もあります。
このクリニックの特徴の一つです。以下のような事を具体的に行っております。
まずはご相談ください。
1:くびの周辺(のど、口の中、舌、鼻の中)のできものやや粘膜の異常に関して、しっかり診断すること。微小な病変も最新式のNBI付き内視鏡で確認できます。
2:頭頸部領域の腫瘍に関して治療後の経過観察を行うこと。がん治療を行った患者さんは定期的に診察する必要があります。
めまいとは自分の姿勢や動きをしっかりと認識できなくなった状態(平衡失調・空間識失調)です。めまい症状があった時に実際にそういった眩暈なのか、耳のその他の病気に伴うものなのか、脳梗塞や全身的な体調不良・筋力の低下などに伴うものなのかどうかという判断は受診していただいてから行うため、症状があった場合にはご遠慮なく受診ください。